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2012年05月23日(水)

マハティール元首相の鋭眼 [ビジネス散歩]

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マハティール・ビン・モハマド(Mahathir bin Mohamad、1925年7月10日/12月20日 - )は、マレーシアの政治家、医師。マレーシア第4代首相。
インターネットに、インタビューの切れ味の良いコメントがありましたので、転載させていただきます。
日本の政治家の体たらくは、いまさら言うまでもありませんが、
僕は、マハティール氏の意見に大賛成です。
溜飲が下がる、良い気持ちになりました。

以下、引用転載

世界中に完璧なリーダーなど存在しない。
 政治家が短期間で代われば官僚の思う壺。
 いまの日本に消費増税は逆効果。
 日本に必要なのは研究開発投資。
 日本はいつまで米国の価値観を一方的に受け入れるのか。
 プラザ合意で円は大幅に切り上げられた。その結果、順調な成長を
続けていた日本経済は一気に不況になってしまった。
 当事、問題は米国にあったはずだ。なのに日本は円を切り上げて米国を
助けることに同意した。あのとき米国に自分の通貨を切り下げさせるべき
だったのだ。日本が通貨を切り上げる必要はなかった。
 円高は日本だけでなく発展途上国にも悪い影響を及ぼす。
 欧米諸国は自分たちが貧乏になったことを理解していない。
 日本の投資はアジアに向かい、中国は内陸に向かう。
 東南アジアへの投資はウエルカムだ。東南アジアはまだまだ外国から
の直接投資を必要としている。
 しかし、日本にとっては日本からお金が逃げ出しているという認識は
必要だ。
 中国が嫌だから東南アジアに移るのはいい。でも日本の労働者にとって
は良くないのは同じこと。
 日本の立場に立って考えるとき、日本はドイツをもっとモデルにすべき
だと思う。ドイツは誰にでも作れるようなローエンドの製品で競争しよう
とはしない。例えば自動車でも、ハイエンドの製品に特化している。
しかし、日本は相変わらずマスマーケットを追い続けている。日本には
せっかく高い技術がありながら、高い利益をもたらしてくれる市場では
ないところで勝負し続けている。
 日本に原発はいらない。核のゴミ問題を解決できた国はひとつもない。
 日本はなぜ豊かな水資源を有効活用しないのか。
 軍備を拡大しても何の解決にもならない。
 マレーシアもかつて米国から軍事力増強の圧力を受けた。しかし、私は
全くそうは思っていない。だから断った。
 今日ある国が(第2次世界大戦のような)戦争を起こすことは不可能だ。
戦争である国を征服することはできるかもしれないが、その国を支配し
続けることはできない。それが歴史の教えだ。

                           引用終わり

マハティール氏に、臨時にでも日本の首相になってもらいたい・・・
官僚支配と米国一辺倒の政策を見直し、
西側諸国の征服、服従、束縛からの自由という考え方ではなく、
「調和」「折り合いをつけて溶け込む」という
「東洋の叡智」と「高い技術力」で日本を再建するのが良い
と思うのは、
僕だけではないと思います。

Posted by 管理者 at 13時05分

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