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2016年08月19日(金)

目からウロコの「リンパ」のお話し:その1 [美容医療界]

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図1:リンパのポイントは乳糜槽

最近になって、「リンパ」の重要性についての新知見を勉強しましたので、久しぶりにコラムをアップします。

「リンパのネットワーク」が免疫の主役であることは、古来から医学の常識です。「リンパ球」といわれる、免疫の主役達は、リンパ節で出番を待機しています。
「血管」「血流」については、研究も進んでいますが、「リンパ」についての世界レベルの研究が、実は、ここ日本が最先端をいっていることを、恥ずかしながら存じ上げませんでした。

「リンパ管」は血管とは全くことなるネットワークを持っています。
血管とは、全く独立したネットワークで流れながら、最終的には、
図1にあるように、大部分は左の鎖骨下静脈で静脈に流れ込みますが、右の上半身のみが右の鎖骨下静脈に流れ込みます。

ここで、最新知見です。
@リンパは8〜12時間かけて身体を循環している(血流は40〜90秒です)。
A全身のリンパ球のうち、何と!80%が腸管の細胞と細胞の間で待機している(話題になっている腸内細菌よりも、はるかに重要な事実です)。
Bリンパ球の10%以上が下肢の膝窩と鼠径部のリンパ節で待機している(歩行などで下肢の筋肉を使うことが、いかに大切であるか!の理由です)。
C消化管からのリンパは、すべて胃の後側の背骨の前にある「乳糜槽」に溜められてから、腹式呼吸などのポンプ作用で全身に送り出される(赤ちゃんは寝たきりですが、腹式呼吸でリンパを流しています)。

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「体内環境」とは細胞と細胞の間のスペースのことです

医学者でも、思い違いや勘違いをしている「体内環境」とは、細胞と細胞の間のスペースのことを指します。
図2にあるように、血管と細胞の間のスペースに「リンパ管」が口を開いて「体内環境」の情報を吸い込んで行きます。

さらに、詳しいリンパの話しになりますが、
D血液中の「アルブミン」というタンパク質が、血管の一部の細静脈から組織間隙(細胞と細胞の間のことです)にしみだして、そこに存在する不要な物質や異物などを、水と一緒に吸着して、再びリンパ管に入っていくということが分かりました。
Eリンパ管に入ったアルブミンは、途中のリンパ節で待機しているリンパ球に「体内環境」についての様々な情報を与えて、休んでいるリンパ球を仕事に駆り出します(特にナチュラルキラー細胞という癌をやっつけてくれる細胞も出動します)。
F全身の80%という大量の腸管壁にある「リンパ球」は、炭素が16個以上つらなった。長鎖脂肪酸(オメガ3系)が腸管から吸収されるときに、一緒になってリンパ管に入っていきます(これが、オリーブ油などが健康に良いといわれている理由です)。

まだまだ、お伝えしたいことが沢山ありますが、
皆様が、知識の消化不良を起こすといけないので(笑)
本日はこれくらいにしておきます。

続きは、次回の(その2)
巷で健康法として行われている
「リンパマッサージ」のウソとホント!
でお話ししましょう!

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Posted by 管理者 at 13時56分

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