芦屋ベンクリニック：スタッフの談話室 TOP

皆様初めまして。

4月よりクリニックで働いています、ナース大西です。
どうぞよろしくお願い致します。

先日、熊川哲也さん率いるKバレエカンパニー「海賊」を観に行ってきました。

メドーラ：松岡梨絵／コンラッド：宮尾俊太郎／アリ：熊川哲也／グルナーラ：浅川紫織

「海賊」全幕観るのは初めてで、ストーリーもそれほど詳しくなかったのですが、とてもスピーディで分かりやすい素敵な舞台でした。

オーケストラが生演奏であるのも、迫力があって良いです。

何より今回の一番楽しみにしていたのは、やはり熊川さんのアリ（海賊首領コンラッドの右腕）です。

古典バレエには珍しく男性ダンサーが活躍する場面が多く、「冒険活劇」の色が強い作品なので、

所謂王子様＆お姫様は登場しません。

これまで熊川さんの王子役は何度か拝見し、踊りはもちろんのこと、その佇まいにも品がある方だと感じていたのですが、

それが今回海賊役ということで興味津々でした。

さすが！どんな野性味溢れる役であっても、どんな高度な振りを踊っても、何とも言いようのない品があって、舞台のどこにいても目を奪われる、そんなアリでした。

第2幕第1場の主役3名による有名なパ・ド・トロワがあるのですが、ここは客席も含め劇場中が最高に盛り上がっていました。

ロマンチックでありつつパワーがあって・・・3人の踊りのクライマックスである部分では客席から手拍子が入る程の一体感で、ダンサーの皆さんも楽しんでおられるのがよく分かりました。

終演後何度も繰り返されたカーテンコールでも、熊川さんの茶目っ気たっぷりなところも堪能でき、大満足の舞台でした。

オリエンタルな衣装も細部まで凝っていて全体的に淡く幻想的な雰囲気。

またバレエの振りだけではない、演技の面もとても充実しているところが、Kバレエの魅力の１つだと思います。

バレエなんですが、お芝居を観ているような感覚になることもあるんですよ！

まだバレエを観たことない方、ぜひぜひ一度気軽な気持ちで劇場に行ってみて下さいね。

そして、毎回バレエを観に行って思うこと。「またバレエを習いに行きたい！！」

幼稚園の頃から10年以上続けていましたが、もうやめてから10年経ってしまい、

すっかり体もなまってしまっていますが、バレエの音楽を聴くと体がウズウズしてくるので・・・

本気で教室探そうかなと、目論んでおります。

日頃の運動不足を解消し、やはり「美」を追求しなければッ！！！