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2007年02月05日(月)

<知っているようで知らない「ビタミンC」のお話し> [クリニックにて]

老化の大きな要因として、生体の「酸化:錆びること」があげられています。
健康食品ブームの中「抗酸化作用」を謳った商品の人気が上昇しています。

ところで、皆様は人間が利用できる抗酸化物質の代表をご存じですか・・・?

水溶性ではビタミンC、脂溶性ではビタミンEがあります。
「な〜んだ、そんなのコンビニの食品にも入っているから不足しないです・・・」
と、言う方もおられると思います。

でも、待ってください。食品に添加してあるビタミンCやビタミンEは食品そのものの酸化を予防(身代わりに酸化される)目的で添加されているのですよ。
例えば、コンビニのペットボトルのお茶にも成分表示にビタミンCが書いてありますが、これはお茶自体の劣化を避けるため身代わりに酸化されるように添加されています。すなわち、購入した時点で抗酸化力は使われてしまっています。
そのお茶を飲んだ皆様には役に立ちません。
メーカーの<錯覚商法>に欺されているのです。

何故、フルーツをはじめ多くの植物にビタミンCが含まれているのでしょう・・・?
答は、植物自らが紫外線などで酸化されて老化するのを防げために、せっせと作り出して、しっかり貯蔵しているからです。動けない植物が唯一自らを守る大切な成分なのです。
ほとんどの動物はビタミンCという「素晴らしい抗酸化物資」を自分の体内で合成することができます。
ところが、驚くことに、我々人間はビタミンCを体内で作ることができません。
食物栄養素として摂取するしかないのです・・・
「ふんだんの果実と菜食中心で生きていきなさい!」と、いうことなのでしょうね・・・

細胞膜の酸化はビタミンEが代償してくれますが、酸化されて「役に立たなくなったビタミンE」を、直ぐに還元して「元の役に立つビタミンE」に戻すのがビタミンCです。
ビタミンCの素晴らしいところは、他の物質は酸化されると毒性を持つのに対して、自らが酸化されても無害で体外に排出されるところです。

これほど大切で万能の抗酸化物質「ビタミンC」を皮膚からも吸収できる「誘導体」の形にして配合してあるのが、僕が監修した「ドクター・ベン シリーズ」です。

Posted by 管理者 at 15時05分

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