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2007年02月06日(火)

東京丸の内にて<日本抗加齢医学会講習会> [ビジネス散歩]

週末に東京へ出張してきました。
日本抗加齢医学会の専門医受験資格を取得するためには規定の単位が必要です。
今回の講習会で5単位取得。是で受験資格に必要な30単位がそろいました。
夏に試験があります。この年になっても試験からは、なかなかサヨナラできないものですね・・・

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土曜日は東京駅を見下ろせる丸の内ホテルに泊まりました。あの書籍の「丸善」上階にあるホテルです。
部屋でクリニック関係の仕事を片付けたあと、夜中の1時頃ホテルの7階にあるシガー・バーへ行ってみました。入り口の横に3畳ほどある湿度温度調節された、ガラス張りの素敵なシガー・ストックがありました。世界各国のシガー数百本が整然と並べられて、ワクワクさせられる演出です。


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僕はお酒を楽しむときに、シガーもやります。
ここ数年、素敵なホテルにはシガーバーができてきました。
シガーはタバコのようには吸い込まなくて、香りを楽しむ嗜好品です。
「シガーに変えて、禁煙出来たよ・・・」なんて、話が出るほど、禁煙運動から少し外れたところで、密かに流行しているようです。
実はシガーには男性ホルモンを分泌させる作用があることが分かっていますが・・・医学界ではタバコの効用を口にするのは禁句になっています。
今夜のシガーは、ダンヒルチャーチル・ラモンアロネス・モンテクリスト・・・グラスにはマッカラン18年、アレキサンダー・・・他、バーボン、シャンパン・・・etc
ほろ酔い・・・?で深夜のTOKIOを楽しみました。
店内はジャズに外国人ゲストの会話(これも理解できない時にはBGMですよね)
一人旅の夜は静かにゆっくりと流れます

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窓の外は東京駅、向こう側の八重洲口にある東京大丸のマルコレでは僕のコスメ達がお世話になっています。大丸東京店は今秋に高層ビルに生まれ変わります。
ドクターベン・シリーズもショーケースからこうして東京駅を眺めてくれると思います。

Posted by 管理者 at 18時02分   パーマリンク

2007年02月05日(月)

<知っているようで知らない「ビタミンC」のお話し> [クリニックにて]

老化の大きな要因として、生体の「酸化:錆びること」があげられています。
健康食品ブームの中「抗酸化作用」を謳った商品の人気が上昇しています。

ところで、皆様は人間が利用できる抗酸化物質の代表をご存じですか・・・?

水溶性ではビタミンC、脂溶性ではビタミンEがあります。
「な〜んだ、そんなのコンビニの食品にも入っているから不足しないです・・・」
と、言う方もおられると思います。

でも、待ってください。食品に添加してあるビタミンCやビタミンEは食品そのものの酸化を予防(身代わりに酸化される)目的で添加されているのですよ。
例えば、コンビニのペットボトルのお茶にも成分表示にビタミンCが書いてありますが、これはお茶自体の劣化を避けるため身代わりに酸化されるように添加されています。すなわち、購入した時点で抗酸化力は使われてしまっています。
そのお茶を飲んだ皆様には役に立ちません。
メーカーの<錯覚商法>に欺されているのです。

何故、フルーツをはじめ多くの植物にビタミンCが含まれているのでしょう・・・?
答は、植物自らが紫外線などで酸化されて老化するのを防げために、せっせと作り出して、しっかり貯蔵しているからです。動けない植物が唯一自らを守る大切な成分なのです。
ほとんどの動物はビタミンCという「素晴らしい抗酸化物資」を自分の体内で合成することができます。
ところが、驚くことに、我々人間はビタミンCを体内で作ることができません。
食物栄養素として摂取するしかないのです・・・
「ふんだんの果実と菜食中心で生きていきなさい!」と、いうことなのでしょうね・・・

細胞膜の酸化はビタミンEが代償してくれますが、酸化されて「役に立たなくなったビタミンE」を、直ぐに還元して「元の役に立つビタミンE」に戻すのがビタミンCです。
ビタミンCの素晴らしいところは、他の物質は酸化されると毒性を持つのに対して、自らが酸化されても無害で体外に排出されるところです。

これほど大切で万能の抗酸化物質「ビタミンC」を皮膚からも吸収できる「誘導体」の形にして配合してあるのが、僕が監修した「ドクター・ベン シリーズ」です。

Posted by 管理者 at 15時05分   パーマリンク

2007年02月02日(金)

当院一押しのベストケアは・・・ [クリニックにて]

診察の時に、症状別に適した美容医療機器について説明します。
皆様は
「それじゃ、総合的には何をすればいいのでしょう・・・?」
と、尋ねられます。

僕の答は、ずばり「インディバとイオン導入」です。

1週に一度「インディバ」と「イオン導入」を受ければ、グングン若返っていきます。
2週に一度なら、少しずつですが改善していきます。
月に一度なら、老化をかなり予防できます。
「循環の改善しながら必要な栄養分を浸透させる」のですから
シミ・くすみ・シワ・たるみ・ニキビ・肌荒れ・・・皮膚美容の全てに有効です。
シンプルな治療ですが、効果には目を見張るものがあります。

当院では、まず目標までは複数の機器やレーザーなどで改善させて、その後は「インディバとイオン導入」でメンテナンスを続けられることをお勧めしています。

他院やサロンでインディバを受けた経験のある方が、当院で受けられると、ほぼ皆様が「別の施術みたい・・・」とおっしゃいます。効果とレベルが全く違います。

イオン導入も20%VC誘導体と注射に使用できる医薬品のプラセンタです。

「本当なの?」・・・冷やかし来院大歓迎です。
是非、他施設と比べていただきたい、当院一押しのベストケアです。

Posted by 管理者 at 18時43分   パーマリンク

2007年02月01日(木)

美容医療機器のお話し:その2 [美容医療界]

では、続きです・・・

メーカーの売り込み合戦は熾烈です。
当然のことながら、後発機器のメーカーは、先発の機器の弱点を上げながら自社製品の改良点を強調します。しかし、自社製品の弱点は決して説明してくれません。
突っ込んで詳しく尋ねれば、案外弱点だらけのものです。
うっかり聞いていると、後発が圧倒的に優れていると思い込まされます。
前回も述べましたが、治療理論自体が進化しているわけではありません。
基本がしっかりしている機器なら、古いものでも良い治療結果を出してゆけます。

沢山の機器を揃え、新機種が出ると買い足して、古いものはガラクタにしている先生が多いことも、悲しい事実です。医療機器で患者様から利益を上げて、新しい機器への買い換えでメーカーを儲けさせている・・・
本人も気づかないまま「医療機器メーカーの手先」になっている先生もおられます。
学会やセミナーでの「美容医療機器関係の発表」は、演者の背後にメーカーの影が色濃く出ているものが・・・全てを鵜呑みにすることはできません。

ある学会で、著名なカリスマ女性美容医師にエレベーターでお会いした時のことですが・・・
卞:「先生のご発表されたスキンタイトニングの新型機は期待できそうですか?」
♀医師:「あ〜、あれはメーカーが勝手に持ち込んできて、頼まれて使ってみただけで、結果は良くないので、私は以前から使いこなしている機器を使います」
卞:「やっぱり、そうでしたか・・・理論的には何も進歩していませんものね」
♀医師:「先行機種の方が理論もしっかりしているし、新機種はそのうちに、消えていくんじゃないですかね・・・」

別のカリスマドクターが、メディアで曰く、
「私は、自分で効果を確認したものしか購入しません。新機種に買い換える費用は患者様に掛かってくるのですから・・・」
同じドクターが、メーカー担当に曰く、
「良いって言うから買ったけど、この機器全然効果が上がらないので使ってないです、ガラクタみたい・・・また新しいの買おうっと。」
「ね〜、何か新しいのないの?・・・」

医療機器の世界は難しいです。
基本的な設計理論がしっかりしていれば、治療効果は機種には関係しません。施術する術者の技量で決まると思います。

新しい理論の治療機器は前々回の<エレクトロポレーション>で述べたように、熟成に時間を要します。
まだまだ熟成されていなくても、メーカー側は平気で売り込んできます。

機器展示会場でメーカーに囲まれている
カリスマ先生たちの「良識の目」に期待します。

Posted by 管理者 at 13時42分   パーマリンク

2007年01月31日(水)

美容医療機器のお話し:その1 [美容医療界]

今日は美容医療機器についてお話しします。
医療機器は日進月歩と思われがちですが、新しい治療理論が簡単に確立されるわけではありません。すなわち、新しい機器のほとんどが現行の機器のリメイクです。
それぞれに工夫はされていますが、劇的に進歩しているものではありません。
フラッシュライト レーザー 高周波のいずれかに属します。
ダウンタイムのない美顔でブレイクした<フォトフェイシャル>以来、沢山の機器が出てきました。主な機種として

<IPL・フラッシュライト系>
美顔ブームに火をつけた、オリジナルのフォトフェイシャル「ナチュライト」
高周波を加えて2種類のエネルギーの複合機にした「オーロラ」「オーロラ・プロ」
その後、マニュアル選択の部分を増やしたフォトフェイシャルファーストといわれる「ルミナス・ワン」
吸収パターンを変えて、少しダウンタイムがあるものの高い効果の出せるI2PLの「エリプスフレックス」
これらの機器が1000万円以上と高価なのに対して、廉価機器として簡略化されたフラッシュライト機器としてメディラックス スターラックス・・・etc

<YAGレーザー系>による美顔機器として「マックスピール」「ジェントルヤグ」「ジェネシス」

<シワ・たるみ治療機器>として
高周波を使った「サーマクール」「リラックスF」
レーザーと高周波の複合機「ポラリス」
赤外線を使用した「クールタッチレーザー」「タイタン」
ダイオードレーザーの「バフライト」「キュリア」

一つのメーカーがある理論に基づいた機器を開発すると、あっという間にモディファイやリメイクが加えられて、数社から同じような機器が発売されます。
機種が増えても、治療効果が進化しているわけではありません。
むしろ、オリジナルから後退している機器もあります。

そして、メーカーの売り込み合戦が始まります・・・

この続きはまた明日・・・

Posted by 管理者 at 15時45分   パーマリンク

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